APECガイドラインをベースにしたISO規格の策定に係る申請の承認について
~火力発電所における「質の高い電力インフラ」の国際標準化に向けて~
2016年12月1日
東京電力フュエル&パワー株式会社
当社は、「APEC 質の高いインフラガイドライン」(以下「APECガイドライン」という。)をベースにしたISO規格の策定に着手することを日本工業標準調査会へ2016年11月14日に申請し、11月30日の同調査会で当社申請が承認されました。この申請は、工期遵守やライフサイクルコスト、環境配慮など、火力発電のインフラの質を定めるにあたり、当社の長年蓄積したノウハウとビッグデータを裏付けとした火力発電設備の評価基準を国際標準化するものです。
当社は、IoT技術を活用した熱効率向上や故障・トラブルによる運転停止時間の最小化、環境保全力の向上などの評価基準をISO規格として発行することが、火力発電所の運営・保守の高度化や、発電所を新設する新興国等の地域発展に貢献できるものと考えており、今後、「質の高い電力インフラ」の規格策定に着手し、ISO規格発行に向け取り組んでまいります。
以 上
参考
経済産業省Webサイト
http://www.meti.go.jp/press/2016/12/20161201003/20161201003.html